試合序盤で8対1と今日は楽勝かと思ったら、終盤に8対6まで追い上げられ、
なんとか10対6でオランダに勝ち。プール1組を1位で通過できましたが、
少し不安の残る結果でした。オランダとはお互い決勝ラウンドを勝てば、
決勝戦で再び対戦することになるので大差のまま勝っていれば良かったのでは。
対する反対側のプール2組からは、日程の関係でこれから第2ラウンドが始まるので、
まだ対戦相手が決まっていません。ドミニカ・プエルトリコ・アメリカ・イタリアの
4チームの中から勝ち上がった2チームと対戦です。
日本は1位通過なので、対戦相手は2位通過のチームとの対戦です。
日本時間3月18日10時(米国サンフランシスコ 17日18時)からで、
これに勝てば優勝決定の決勝戦です。
日本時間3月20日9時(米国サンフランシスコ 19日17時)
決勝ラウンドは勝ち抜きトーナメントなので負ければそこで終わりです。
ただ戦前の予想で、B組で世界ランク4位の韓国を第1ラウンドで破り、
世界ランク5位の台湾と共に勝ち上がり、A組B組のプール1組では、
世界ランク1位のキューバに2連勝したオランダ(世界ランク7位)と、
C組D組はまだ始まっていないのでどこの2チームになるかわかりませんが、
D組で、世界ランク2位のアメリカも危なかったですが、
世界ランク6位のカナダを破ったイタリア(世界ランク9位)の、
ヨーロッパ勢の活躍が目立ちますが、それには理由がありました。
オランダ・イタリア快進撃の秘密!?
http://diamond.jp/articles/-/33139 (DIAMOND online より)
野球と言うとアメリカを中心とした北中米やアジアの極東(日本台湾韓国)で、
あまりヨーロッパ勢は野球があまり盛んというイメージは無いが、
オランダやイタリアが活躍しているにはこういう理由があったんですね。
オランダは、中米カリブ海にあるオランダ領の「キュラソー島」出身の選手が多い。
イタリアは、「イタリア系アメリカ人」の活躍が大きい。
オリンピックなどと比較するとWBCの出場選手の国籍規定がかなりゆるいのですね。
オリンピックでは当人がその国の国籍が無ければ出場できませんが、
WBCではその国の国籍が無くても、両親のどちらかがその国の国籍を持っているか、
両親のどちらかがその国で生まれていれば出場資格が得られるそうです。
ちなみに今回は出場しなかった日本代表のダルビッシュ投手ですが、
父親の国籍のイラン代表としてWBCに出場することも可能だし、
大リーグで活躍して永住資格を取ればアメリカ代表としても可能。
ここまで国籍に関してゆるいのは、オリンピックみたいにしてしまうと、
上位争いが北中米とアジアの極東になってしまうので、
野球を国際的に広めるには仕方が無いことなのでしょうね。