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2012年 11月 04日
★   同じ200mmでもレンズによって写りが変わる

前に18-270mmの270mmと、70-300mmの300mmだと30mmの差なので、
それほど写りに差がない様に感じるが、実は近距離での撮影では大きく違うのです。

ちょうどデジカメWATCHに最適の記事がありますのでそれで紹介します。
以前にも結構この話題が出て、私も28-135mmのズームレンズの100mmと、
100mmマクロレンズで比較撮影したのですが、かなり違いました。
ただ28-135mmレンズの100mmの写真と、100mmレンズの比較より、
18-200mmと55-200mmの、同じテレ端の200mm同士の方が、
比較するのには、わかりやすいと思います。

今回参考にする記事です。
http://dc.watch.impress.co.jp/cda/review/2005/04/25/1432.html

この記事の下の方にある、【近接撮影時のテレ端の画角比較】で、
シグマ18-200mmレンズと、シグマ55-200mmレンズで、
200mm(テレ端)で撮影距離1.1mで撮影した人形の写真がそうです。
タムロンの18-200mmのレンズの写真はちょとおいといて、
シグマの18-200mmと55-200mmの写真を見て見ましょう。
同じ200mmで撮影してもこれだけ写りの大きさが違います。
普通同じ200mmなのにこれだけ大きさが違く写るとレンズの故障かと思いますよね。
ただこれはレンズの特徴なので当然故障ではありません。


このように同じ200mmなのにこんなに大きさが違うかと言えば、
これは記事の上のビルのテレ端の写真(3列目)の比較を見てもらうとわかるように、
通常レンズは、遠距離(∞無限)で同じように写るように作られているので、
逆に近距離になるとかなり写りの差が出るのです。
それは18-200mmの方が、インナーフォーカスタイプのレンズだからからです。
特にここまで差が顕著なのは広角18mmからのレンズだからです。

その一方で18-200mmは最短撮影距離が1.1mではなく0.34mまで寄れるので、
最後の写真のように、55-200mmの写真と同じような大きさで写すことが出来ます。
近づいても離れても撮影できる場合にはどちらも似たように写せます。
(厳密には背景のボケなどは違いますけど)


なのでどちらが有利不利というのは撮影状況によって変わってきます。
例えば、植物園などで柵がありその奥1.5m位先で咲いている花を写す時には、
55-200mmのレンズの方が大きく写りますが、
鉢植えなどで手で触れる50cm位の距離では18-200mmが有利です。
55-200mmのレンズだと1.5m離れないと撮影出来ませんので。

ズームレンズをマクロレンズ風に使用することの多い花の撮影などでは、
レンズの最短撮影距離と、撮影倍率と言うのは気になります。


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